幻のコシヒカリと味わう、奈良のお茶。
映える抹茶パフェで話題の和カフェ『サロン ギンザ サボウ』
- Text by Kazutaka Miura
本日やってきたのは、東京・銀座にある東急プラザ銀座。
銀座駅直結の商業施設で、海外ブランドのショップや個性的なセレクトショップ、さまざまなジャンルの飲食店が入店しています。
今回ご紹介する『SALON GINZA SABOU(サロン ギンザ サボウ)』は、そのB2フロアにあります。
同店は、ファッションブランドの「ロペ」や「アダム エ ロペ」などを展開しているジュン グループが運営するカフェレストラン。日本茶、お米、甘味を中心に、日本の古きよき食文化を体感できるお店です。
まず、注目したい看板メニューは、枡入りの抹茶パフェ『茶房パフェ』。
日本庭園をイメージしたスイーツで、見た目のインパクトも抜群。
表面は抹茶パウダーをまぶしたチョコレートで、その下には抹茶を使った濃厚なマスカルポーネチーズがたっぷりと入っています。
厳選した抹茶を使用し、抹茶本来のビターな味わいと、抹茶の生チョコのまろやかな甘みが引き立つ贅沢な一品です。
『茶房パフェ』で使われている抹茶をはじめ、お店で出されているお茶は、すべて奈良県月ヶ瀬の「ティーファーム井ノ倉」のもの。
月ヶ瀬は良質なお茶が栽培されている関西でも有数の茶産地。
「ティーファーム井ノ倉」は、その場所で環境にやさしいお茶づくりをしている生産者です。
『サロン ギンザ サボウ』で味わえる「ティーファーム井ノ倉」のお茶は「かぶせ煎茶」や茎を使った「かりがね煎茶」、「紅茶」、「烏龍茶」など6種類。
お茶は飲み方カードがセットになったセルフスタイルで提供。お湯のポットも用意されているので、一煎、二煎、三煎と自身のペースでお茶を楽しむことができます。
続いて、お茶割りメニューをご紹介。
広島のダルマ焼酎を「ティーファーム井ノ倉」のお茶で割った特製の「井ノ倉お茶ハイ」は、「かりがね煎茶ハイ」や「ほうじ茶ハイ」など4種類が楽しめます。
『サロン ギンザ サボウ』が日本茶と同じく、強い想いを込めて提供しているのが「お米」。
稲作が昔から盛んだった群馬県川場村産のコシヒカリ「雪ほたか」を使った定食やおにぎりが味わえます。
「雪ほたか」は、日本百名山の武尊山から湧き出るミネラルたっぷりの天然水と、丁寧な管理によって大切に育てられているブランド米。幻のコシヒカリとも称され、甘くて豊かな風味が特徴。土鍋で炊き上げた「雪ほたか」は格別です。
そんな「雪ほたか」のおいしさを堪能したい方には、おにぎりと味噌汁、小鉢がセットになった「おにぎり定食」や、おばんざいがセットになった「おばんざい定食」がオススメ。
「おばんざい定食」で選べる惣菜は、「季節野菜のきんぴら」や「栗かぼちゃの煮付け」、「国産豚の角煮」など、ヘルシーなものを中心に豊富に揃っています。
さらに「ティーファーム井ノ倉」のお茶を贅沢に使った「出汁茶漬け」もオススメのメニュー。
そのほかにも、ご飯がすすむ一品料理も目白押し。朝、昼、晩、いつ誰と来てもおいしい食事をお茶と一緒に楽しめます。
同店では2019年12月31日(火)まで、食に携わるプロフェッショナルたちが指南し、知る人ぞ知るおいしい食材を使った「究極のおにぎり」を限定発売しています。
そして、食事の後には甘味を。
スイーツメニューは『茶房パフェ』以外も充実。抹茶のロールケーキやどら焼き、わらび餅など、「ティーファーム井ノ倉」のお茶と相性のいい甘味が揃います。
『サロン ギンザ サボウ』に隣接するショップ「サロン アダム エ ロペ」では、こだわりの食品や雑貨なども販売しているので、ぜひこちらもチェックしてみてください。
店舗情報
住所 東京都中央区銀座5-2-1 B2F
営業時間 7:30~22:00(7:30~11:00はテイクアウトのみ)
TEL 03-6264-5320
https://salon.adametrope.com/sabou/