剣術の稽古と瞑想でデジタルデトックス!
「星のや東京」が武士の鍛錬をテーマにした1泊2日の滞在プログラムをスタート
東京・大手町の日本旅館「星のや東京」では、2018年12月1日から、江戸時代の武士の鍛錬を取り入れた1泊2日の滞在プログラム『脱デジタル滞在~武士の鍛錬~』の提供をスタートしました。
「星のや」が力を入れているプログラム「脱デジタル滞在」とは、スマホやPCなどのデジタル機器から離れ、日本の文化や景色、人との出会いを通してリフレッシュすることを目的としたもの。これまでに星のや軽井沢・京都・竹富島・富士で提供されてきました。
「脱デジタル滞在~武士の鍛錬~」では、剣術の稽古や黙想に没頭することで、自分自身とじっくり向き合い、現代社会のストレスを忘れ、心身のリフレッシュを目指します。
注目のポイントは3つ
1. 北辰一刀流師範による剣術稽古と目覚めの黙想
かつて江戸・神田に道場を構えていた剣術流派「北辰一刀流」撃剣(げきけん)会の師範に剣術を学びます。稽古では、剣の構えや足さばきといった、剣術動作の基本につながる雑巾がけを行い、その後に模擬刀を使った素振りなどの基礎稽古を行うことで剣術の正しい型を身につけます。
翌日は、早朝から静けさに包まれた部屋で黙想を行い、呼吸・姿勢・心を調えます。室内には沈香(じんこう)の香木が焚かれ、ほのかな香りに包まれながら、心を落ち着け、稽古に向けて集中力を高めていきます。
2. スパトリートメントと貸切温泉で心身を解放
就寝前には、スパで頭や首、肩を中心とした全身のオイルトリートメントを行います。1日の終わりに、稽古の疲労だけでなく、日頃のデジタル機器の長時間利用によるこわばりや疲れを和らげ、質の高い眠りへと導きます。
また、大手町の地下1500メートルから湧き出た天然の貸切温泉では、身体を芯から温めることができます。
3. Nipponキュイジーヌとお茶のペアリング
夕食は、魚を中心とした季節の食材とフレンチの技法をかけ合わせたフルコース「Nipponキュイジーヌ」。江戸に住む上流階級の武士の間では、お茶の味や香りの違いを見極めて品種や産地を当てる「闘茶(とうちゃ)」と呼ばれる遊びが盛んに行われていました。
「星のや東京」ではそこから着想を得て、料理に合わせたお茶のペアリングを提供します。
ペアリングに使う茶葉は、茶葉そのものの個性を感じられるようにと、合組(ブレンド)したものではなく、単一品種をセレクトしているのだそう。数ある品種の中から、料理に合う茶葉を厳選して提供します。さらに、お湯の温度を変えることにより、お茶の持つ個性豊かな風味を料理とともに楽しむことができます。
ホテル概要
所在地 東京都千代田区大手町一丁目9番1
総合予約 0570-073-066
料金 1泊1室 72,000円~(税・サービス料10%込、食事別)
http://hoshinoya.com/