全国の茶産地から生産者や問屋などの茶業関係者が集う日本茶業界の一大イベント『第72回 全国お茶まつり』が2018年12月14日(金)と15日(土)に東京・日本橋の日本橋プラザで開催されます。
『全国お茶まつり』のメイン行事のひとつは、全国の茶産地で2018年に生産されたお茶の中から優秀なお茶を選定する「全国茶品評会」の式典。こちらは14日に行われ、一般消費者も参加可能です。
「全国茶品評会」は普通煎茶、深蒸し煎茶、かぶせ茶、玉露などの茶種ごとに審査が行われ、今年は19都府県から計884品が出品されました。すでに審査は終了し、受賞者が発表されています。
いくつかある賞の中で、消費者にも馴染みのある「農林水産大臣賞」に輝いた生産者を紹介します。
・「普通煎茶 10kg」 和幸園製茶 有村剛(鹿児島県霧島市)
・「普通煎茶 4kg」 天竜茶研究会 太田昌孝(静岡県浜松市)
・「深蒸し茶煎茶」 農業組合法人五明茶業組合 佐藤勝彦(静岡県掛川市)
・「かぶせ茶」 JA京都やましろ 宇治田原町茶業部会 勝谷健士(京都府綴喜郡宇治田原町)
・「玉露」 倉住努(福岡県八女市)
・「てん茶」 山崎省吾(京都府宇治市)
・「蒸し製玉緑茶」 福田新也(長崎県東彼杵郡東彼杵町)
・「釜炒り茶」 甲斐まち子(宮崎県延岡市)
『第72回 全国お茶まつり』では「全国茶品評会」の優秀茶の展示が行われるほか、全国から集結した銘茶の試飲会も開かれます。さらにお茶の手揉み体験会、お茶の淹れ方レクチャーや食育体験セミナー、新しい品種茶を活用した料理提供、お茶の販売会などもあり、茶業関係者ではない、一般の消費者が楽しめるイベントになっています。
『第72回 全国お茶まつり』ではそのほかにも、茶業関係者たちによるパネルディスカッション「日本茶の未来を問う ー高付加価値化と輸出促進ー」や、静岡文化芸術大学前学長・熊倉功夫氏による基調講演「和文化と日本茶」、和文化の世界に向けた情報発信をテーマにしたコラボセッションが開催されます。
イベント詳細
日時 2018年12月14(金)13:00~19:00、15日(土)10:00~16:00
式典 12月14(金)10:00~12:00
パネルディスカッション 12月14(金)13:00~14:30
食育体験セミナー 12月14(金)15:00~17:30
基調講演 12月15(金)11:00~12:00
コラボセッション 12月15(金)13:00~14:30
会場 東京都中央区日本橋2-3-4 日本橋プラザ3F
アクセス 東京駅八重洲北口 徒歩4分、東京メトロ銀座線・東西線・都営地下鉄日本橋駅B3出口 徒歩1分
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