やる気を生み出すお茶
『シナモン玄米茶』は、お茶の茎だけを使った「茎茶」に、シナモンと玄米をブレンド。キリッとした独特の香りが、全身に活力を与えます。出社後や午後のはじまりなど、「気分を高めたいとき」にオススメです。

茎茶の魅力
『シナモン玄米茶』は茎茶をベースとしたお茶。まずは茎茶についてご紹介します。
茎茶とは、煎茶や玉露を作る工程で、取り除かれた茎だけを集めて仕上げをしたお茶。さわやかな香りと、やさしい甘さが特徴です。
茎茶のなかでも、高級な煎茶や玉露から出た茎茶は、「雁が音(かりがね)」や「白折(しらおれ)」と呼ばれています。
また、地域によっては茎が棒状なので「棒茶」という名前で親しまれています。

茎茶は、煎茶や玉露に比べると知名度はやや低いかもしれません。
ですが、茎茶はお茶にとって重要な役割を果たし、とても価値のある存在なのです。
茶の木が生育するために、根から吸収した栄養や葉の光合成でつくられた養分は茎を通って新芽に届きます。茎は人間でいう血管のようなもの。栄養分が多く、茎はお茶の旨味・甘味成分の「テアニン」を葉より多く含んでいます。その量は葉の2倍になるという報告もあります。※
お茶に含まれる「テアニン」は、日光に当たり光合成することで、渋味成分の「カテキン」に変化します。しかし、茎の部分は葉と違って光合成をほとんどしないため、「カテキン」の生成が抑えられ、旨味・甘味が失われません。
そのため、茎茶は苦味の少ない、スッキリとした味わいになります
ちなみに茎には「カフェイン」も含まれていますが、その量は葉の半分ほどと言われています。※
※参考資料『茎茶と煎茶の香味成分の比較(1993年)』

シナモンと玄米で香りをプラス
茎茶に、スパイスの本場であるインド産のシナモンの取り入れることで、個性のある力強いお茶に変化。シナモンのスパイシーさが茎茶にキリッとした香りをもたらします。

茎茶本来のさわやかな甘さは、シナモンのほのかな甘さと調和。風味のアクセントに、砕いて香りが立つようにした新潟県産の炒り玄米をブレンドし、芳ばしさをプラス。活力の源となるような、エナジーあふれるお茶が完成しました。
オススメの飲み方
熱湯でOK
湯冷ましはせずに熱湯を注いでお飲みください。お湯の量は、ティーバッグ1個に対して、「150cc~200cc(マッグカップ1杯)」が適量です。
抽出は30秒~
抽出時間は「30秒」から「2分ぐらい」が目安。すっきりとした風味がお好みの方は「30秒」。しっかりした味わいが好みの方は、1分から2分ぐらいでお飲みください。
3煎までOK
ティーバッグ1個で3煎(3回)はお使いいただけます。2煎目以降は、抽出時間を短めに。10秒ほどで大丈夫です。
水出しもOK
水出しの場合は、ティーバッグ1個につき、水の量は「500ml」が目安。抽出の時間は「1時間」から長くても「4時間」。