チームラボが日本茶をデジタルアートで表現!
東京・お台場のデジタルアートミュージアム『チームラボ ボーダレス』に
冬限定の作品群が登場

アート、サイエンス、テクノロジーを融合させた独創的な作品を次々に発表し、国内外で注目を集めるデジタルアート集団「チームラボ」。
その「チームラボ」と「森ビル」が共同で運営するデジタルアートミュージアム『MORI Building DIGITAL ART MUSEUM:EPSON teamLab Borderless(森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボ ボーダレス)』(以下、チームラボ ボーダレス)が2018年6月、東京・お台場のパレットタウンにオープンした。

この注目スポットに、プロダクトプロデューサー・丸若裕俊氏と茶師・松尾俊一氏が手掛ける茶葉ブランド「EN TEA」とコラボレーションした「EN TEA HOUSE 幻花亭」が登場。気になるそのティーハウスの様子を、「チーラム ラボ ボーダレス」で楽しめる注目アート作品とともにお伝えする。

 

 

 

「チームラボ ボーダレス」の延床面積は10,000㎡。その巨大空間に、「Borderless World」、「チームラボアスレチックス 運動の森」、「学ぶ!未来の遊園地」、「ランプの森」、「EN TEA HOUSE」という5つのエリアが存在し、50のデジタルアート作品が展示されている。

 

館内に順路やマップはなく、好きなルートで周り、思いのままアート作品に触れ、歩みを進めていく。途中で自分がどこにいるのかわからなくなってしまうなんてことも。そして、気づいたら自分自身がアートの世界に呑み込まれ、巨大な異次元空間の中にいるような不思議な感覚に陥ってしまう。

 

 

「Borderless World」

 

「Borderless World」は、暗闇の空間の中に光線やプロジェクションマッピングによる作品が出現。ヒマワリやアジサイに包まれたり、滝のような青白い光線を浴びたり、蛍の光や水の底の魚に囲まれるなど、いくつもの色鮮やかな世界が広がっている。

 

 

 

 

「EN TEA HOUSE 幻花亭」

 

佐賀県嬉野の茶師である松尾俊一氏と、日本の伝統産業に新たな視点で息を吹き込む丸若屋の丸若裕俊氏の出会いにより生まれた「EN TEA」と「チームラボ」によるティーハウスが、チームラボ ボーダレス内にオープン。
まず入場者は受付でお茶を選び、暗闇に包まれた幻想的な席に案内される。

 

 

お茶の種類は、水出し茶(アイス)、ゆず緑茶(アイス)、緑茶(ホット)、カモミールほうじ茶ラテ(ホット)の4種類。
スタッフがお茶を器に注ぐと、お茶に鮮やかな花が咲き始める。一口飲むごとに器に浮かんでいた花は散り、テーブルに舞う花びら。そして、テーブルに器を置くと、次は違う種類の花が咲く。お茶を楽しむという行為とデジタルアートが融合した、感動的な体験となっている。

12月1日(土)からは新しく凍結玉緑茶(玉緑茶のアイスクリーム)から茶の木が生え茂っていく作品が追加される。注目の若手シェフの田村浩二氏が監修し、玉緑茶の旨味を最大限に引き出した濃厚なアイスクリームだ。

 

「学ぶ!未来の遊園地」

 

国内や世界各地で展示されてきた教育をテーマにしたプロジェクトであり、世界を自由に創造することを楽しむ「遊園地」。
「お絵かき水族館」は、クラゲやタコ、魚などの輪郭が描かれた紙をもらい、自由に絵を描き、その絵をスキャン。すると自分が描いた生き物が、プロジェクションマッピング上で浮遊するという子供だけではなく大人も夢中になってしまうような作品だ。

 

 

「すべって育てる!フルーツ畑」というすべり台をテーマにした作品は、斜面に様々なフルーツや草花が映し出され、ボールが飛び回っている。すべり台をすべる人は全員「太陽の光」。すべった時に身体に当たったボールは「太陽の光」からエネルギーをもらい、フルーツや草花が育つ仕組みになっている。

 

 

「チームラボアスレチックス 運動の森」

 

「身体で世界を捉え、世界を立体的に考える」をコンセプトに、体と頭を使って子供と一緒に創造的な運動体験ができるエリア。クライミングやボルダリング、トランポリンなどを楽しむことができる。

 

「ランプの森」

 

無数に吊されたランプは、人の存在を感じると強く光を発し、音色を響かせる。ランプの光は、最も近い2つのランプに伝播し、伝播したランプの光は、全てのランプを通過して1本の光線を描いて最初のランプに戻ってくるという仕組み。自分から伝播した光は同じ空間にいる人たちから伝播した光と、どこかで重なり合うという自分も他者もアートの1つになったことを実感できる空間となっている。

 

 

12月からはクリスマスや冬の季節だけ見られる作品群を展示。作品「花の精霊」、「積層された空間に咲く花々」は冬の花々へと変化し、「地形の記憶」には雪、椿、梅など、冬の景色が広がります。

チームラボが生み出した数々の刺激的な作品に触れ、幻想的なお茶の世界で過ごす時間はきっと格別なものになるはずだ。

 

 

施設概要
住所 東京都江東区青海1-3-8(お台場パレットタウン)
営業時間
月~木、日、祝日  10:00 -19:00 (22:00)
金、土、祝前日 10:00 -21:00 (22:00)
※最終入館は閉館の1時間前
※( )内は12/14(金)-12/31(月)までの特別延長時間
休館日 第2・第4火曜日
※12月の休館日は通常と異なり、12/11(火)のみ。
※12/25(火)は特別開館しております。
※開館時間はシーズンによって異なる。詳しくはウェブサイトにて

公式ウェブサイト http://borderless.teamlab.art/jp

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