野菜の一生を味わい、茶を嗜み、
自分本来の美しさを取り戻す場所『SHISEIDO THE TABLES』

姿・身体・心が整えられる空間

 

2018年2月、東京・銀座にある資生堂のフラッグシップストア「SHISEIDO THE STORE」にカフェ&イベントスペース『SHISEIDO THE TABLES(シセイドウ ザ テーブルズ)』がオープン!
なにやらそこで提供されている料理とお茶が興味深いという噂を耳にしたので、日本茶ライター・おおいしゆりながお店を取材してきました。

銀座7丁目にそびえ立つ「SHISEIDO THE STORE」

これまで様々な場所で開催していた資生堂本店のセミナーやイベントを、ひとつの施設で開催し、お客様との新しい関係やコミュニティを作る場にできたらという資生堂の思いがきっかけとなり、国内外から多くの人々が訪れる「SHISEIDO THE STORE」の4階に誕生しました。

スタッフの小林香織さんが笑顔で迎えてくれます

「SHISEIDO THE TABLES」のコンセプトは、“自分本来の美しさを取り戻すためのアーバンビューティーテンプル”。ここは、訪れる人が食や知を通じ、内側からの美を探求し、姿・身体・心を整えることができる場所です。

店内は自然光が入り開放的な雰囲気

旬を感じ野菜の一生を味う

 

カフェのフードメニューは、精進料理の精神性をもとに「SHISEIDO THE TABLES」が考えた独自の時間軸、5つの季節(芽吹きの季節、新緑の季節、花ひらく季節、結実の季節、蓄えの季節)に合わせて提供。
5つの季節と“野菜の一生を食べる”というキーワードから着想を得て、精進料理をベースに考案された一汁三菜メニュー「五季膳」を味わうことができます。
季節折々、旬の食材である種、根、葉、花、実が丁寧に調理され、5つの器に盛り付けられていて、まさに“野菜の一生”をいただくことができるのです。

土日祝限定で提供される一汁三菜メニュー「五季膳」

「五季膳」で使用している野菜は、古来種野菜といって、実がなっても全部収穫するのではなく、種が採れるまで待ち、次世代も育てる野菜で、“命がつながっている野菜”とも言われています。
この魅力的な料理を手がけたのは、「食べるシチュエーションをデザインする」をコンセプトに、ケータリングや料理のスタイリング、メニュー開発などを行うフードデザイナーのモコメシ・小沢朋子さん。店舗オープンにあたって、食材を活かし、食材本来のパワーを感じさせてくれる小沢さんの食の世界に惹かれ、フードメニューのプロデュースをお願いすることになったそう。

 

2018年6月12日(火)までは「新緑の季節」のメニューを提供。その時々に採れた旬の野菜を使っているので、訪れるたびに新しい料理に出会えるのも楽しみのひとつ。人の手を加えていない自然本来の恵みをいただけたら、身体の内側から野菜のパワーをたっぷりともらえそうです。
また、平日のランチには古来種野菜を使ったおかずが盛られたお弁当が登場。そちらもおすすめです。

平日限定ランチメニューの「古来種野菜のお弁当」

日常とは一味違う日本茶体験を

 

「五季膳」で一緒に提供されるお茶のメニューは製茶問屋「カネカ北川製茶」がプロデュース。食前に飲む“序の茶”と食後に飲む“結の茶”の2種類です。取材時の“序の茶”は、炒り玄米×シナモンというユニークな組み合わせでした。
このお茶を飲んだお客さんからは「これは何ですか?」と質問を受けたり、「こんなお茶飲んだことがない!」と驚きのコメントをもらったりと、様々なリアクションがあるそう。新感覚のお茶と言えます。
「新緑の季節」期間の6月12日(火)まではドライレモンとレモンマートルのお茶が用意され、今後も季節によってお茶の種類が変わるそうです。

スパイシーさと香ばしさが口の中に広がる「序の茶」

そして、カフェメニューに並ぶ日本茶とその提供方法に「SHISEIDO THE TABLES」のこだわりが満載。スタイリッシュな道具を使い、自分でお茶を淹れる体験ができるんです。提供されている日本茶は福岡県八女産の玉露、鹿児島県頴娃産の煎茶、静岡県産金谷産の棒ほうじ茶の3種類。
1人分の茶葉とお湯を淹れる透明な急須と、ガラス製の湯冷まし、アナログのストップウォッチが用意され、お湯を冷ます60秒、お茶を抽出する60秒を自分で計って注ぎます。何だか理科の実験みたいで、ワクワクします。
わかりやすい淹れ方の手順シートは添えられていますが、全部きっちりその通りにやらなければと気構えるのではなく、「お茶を丁寧に淹れるのって楽しいな」とか「この透明な急須かわいいね」など、お茶を淹れる体験から新しい発見がたくさん見つけられると、より楽しめそう。

洗練された雰囲気の器と道具で日本茶を楽しみます

そして、さらに心躍る仕掛けが。1煎目、2煎目と淹れて日本茶の味を楽しんだ後、3煎目はどうしても味が薄くなってしまったり、風味が落ちてしまったりするので、リンゴ、大豆、ミントなど季節の素材3種類から好きなものを選んで3煎目に入れて飲むというもの。風味も変わり、一味違った味わいを楽しむことができます。

ギフトにも使える素敵なアイテムが揃っています

五季膳で使用している器は店内で販売していて、他にも「SHISEIDO THE TABLES」オリジナル商品や、ストールなどの季節物や小物も扱っています。また、店内の様々な場所に資生堂の象徴である花椿のデザインがちりばめられていて、隠れ花椿を見つけるなんてことも楽しめそう。
なお、「SHISEIDO THE STOREメンバープログラム会員」の方はフードメニューがすべて10%オフなるというお得な割引もあります。

 

取材を終え、「SHISEIDO THE TABLES」のお茶のプロデュースを手掛けたカネカ北川製茶の北川弘晃さんにお茶へのこだわりについてもお話を伺いました。

「お茶の醍醐味を存分に味わえる茶葉を取り揃えました。序の茶は、着席して最初に振る舞われる心と身体を整えるお茶。旬を感じる季節の素材をベースに、素材の魅力をそのまま味わえ、驚きと発見のある一杯に仕上げています。3種類の日本茶は、産地・品種・製法の異なるお茶を全国から厳選し、3煎までお楽しみいただくことで、そのお茶の持つ香りや味わいの変化をしっかりと感じ、お楽しみいただけると思います。特に3煎目は、お茶と相性の良い素材を加え、お茶の新しい楽しみ方をお届けします」と北川さん。

 

外側だけでなく内側からも美のエネルギーチャージができる「SHISEIDO THE TABLES」。そんな場所でこだわりの料理と日本茶で一息ついたら、キラキラと輝く笑顔を手に入れることができそうです。

 

 

店舗情報
住所:東京都中央区銀座7-8-10 SHISEIDO THE STORE 4F
電話番号:03-3571-1420
営業時間:11:00-20:00(L.O. 19:30)
定休日:不定休
URL http://thestore.shiseido.co.jp/the-tables/

Editor

  • おおいし ゆりな
  • おおいし ゆりな
    Yurina Ooishi

    人の”思い”を文章で伝えるライター。映画監督、俳優、スポーツを通じた国際展開をしている人物へのインタビューを中心に様々な媒体で活躍している。出身地は茶どころ静岡。お茶を飲み終わるまでが食事という家庭環境の中で育つ。最近は置物と化してる急須だが、お茶に関わる方に触れ合い、お茶を淹れる心の余裕を持ちたいと思っている。

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