「手仕事の器とともに暮らす豊かさを伝えたい」
器と暮らしのもののお店「KOHORO(コホロ)」

お気に入りの急須やティーポットが生み出してくれる、心地よいお茶の時間。お茶の嗜みは、“器選び”から始まっている。器との丁寧な付き合いは、お茶のある暮らしをより豊かにし、おいしいお茶との出会いをもたらしてくれるはずだ。器をもっと楽しもう。

日本各地では、その地に伝わる伝統と技術を継承した作家から気鋭の現代作家まで、多くの作り手が様々な想いを込めて器を一点一点手作りしている。東京・二子玉川に店を構える「KOHORO(コホロ)」は、そんな作家たちによる美しい器に出会えるお店。手作りの器と向き合うことの楽しさを教えてくれる場所だ。

店内は木の温もりが溢れ、東京の喧騒を忘れさせてくれる心地よい空間が広がる。コホロのコンセプトは、普段使いの視点で、日本の手仕事、風土、食にまつわるものを紹介し、暮らしの豊かさを伝えること。現代作家のものを中心に暮らしの中に当たり前のようにあって心地よいと思えるような器を取り扱っている。50人ほどの作家の器が入れ替わりで店頭に並ぶため、訪れるたびに新しい発見があるはずだ。

コホロでは急須やティーポットと合わせてこだわりの日本茶を販売。宮崎県五ヶ瀬町の生産家「宮﨑茶房」の釜炒り茶や紅茶などのお茶がオリジナルパッケージで並ぶ。

スタッフの足立さんは、お茶屋で働いた経験を持ち、日本茶や台湾茶を愛飲する大のお茶好きだ。過去には足立さん中心にお茶の淹れ方講座を開催したこともあるという。
「私たちはお客さまに手仕事のものと暮らす心地よさを伝えたいと思っています。お茶を淹れて飲む時間も昔から続く大切な時間だと思い、好きな器とともに楽しんでいただきたいお茶をご紹介しています」と足立さん。

コホロでは月に一度、ユニークな企画の作品展を開催。5月はお茶をテーマにした作品展「日めくり茶展」が開催される。企画について店長の志澤さんが教えてくれた。
「コホロでお付き合いのある15人の作家たちがお茶にまつわる器と、その作家が暮らす土地のお茶を一緒に展示販売します。器を使ってお茶もお楽しみいただけますよ。今回は急須などの一般的な茶器と限定しないで、作家自身が考えるお茶の器を展示するので、作家ごとの個性が現れた様々なタイプの器が並ぶ予定です。どんなものが出てくるか私たちも楽しみです」。
会期は5月2日(水)から22日(火)まで。いつもの茶器とは少し違う、作家が考えるお茶にまつわる器との出会いを通して、きっと新しいお茶の楽しみ方が見つかるはずだ。

店舗情報
住所 東京都世田谷区玉川3-12-11 1F
営業時間 11:00-19:00
定休日 不定休
電話番号 03-5717-9401
URL https://kohoro.jp

 

Editor

  • 三浦一崇
  • 三浦 一崇
    Kazutaka Miura

    NewTitleディレクター。雑誌編集者として5年、PR会社で広報マンとして3年、メディアの仕事に携わってきた経験を生かし、ジャーナリズム精神を忘れず、お茶のおもしろいことを発信中。

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